10月5日、熊本市中央区で開催された「白川秋まつり」に参加しました。クリニック近隣ではありませんが、同じ熊本市中央区の地域イベントとして、とても活気のある催しです。当日はワークショップやマルシェなど、さまざまなイベントが開催されていて、子どもから大人まで楽しめる空間でした。数あるイベントの中から、私は中央公民館で行われていた水墨画パフォーマンスを拝見しました。

パフォーマンスを披露されたのは、書道家としてもご活躍されている米田先生です。普段は熊本市内のカルチャーセンターで、水墨画や絵手紙のカルチャースクールを開催されています。実は当院にも、米田先生の作品が飾ってあります。桜の水墨画をはじめ、季節ごとに彩りを添える花の絵を院内に展示しているので、クリニックに来院した際はぜひ注目してみてくださいね。

今回のパフォーマンスでは、秋の七草をはじめとした作品を、先生が軽やかな筆さばきで次々と描きあげていかれました。植物にまつわる豆知識などもお話しされながら、あっという間に作品が出来上がる様子は圧巻でした。

忙しい毎日の中で、地域の文化や芸術に触れる時間は、心を整えてくれる大切なひとときです。診療の合間や休日に、こうした催しを通して新しい刺激をいただけることに感謝しています。

地域のイベントに参加することで、医療の現場とはまた違った形で人と関わり、地域の温かさに触れられます。イベントを通した地域の方々との交流は、私たちが医療を通して大切にしている「人と人とのつながり」をあらためて感じるきっかけにもなりました。

さくら通りクリニックでは、これからも地域の健康を支えるだけでなく、人の心にも寄り添える場所でありたいと考えています。診療だけでなく、さまざまな側面での地域との関わりを通して、皆さまに親しんでいただけるクリニックを目指していきます。